こんにちは。
広報コンサルタント/ビジネスメール・インストラクターの小田順子です。
この度、おかげさまで、「言いたいことが確実に伝わる メールの書き方 ―ビジネス・コミュニケーション術」を上梓することができました。
この本は、
メールの読み書きが面倒くさい!
文章を書くことが嫌い!
言いたいことが伝わらなくてじれったい!
そんなふうに感じている方のために書いたものです。
■メールの悲劇
突然ですが、あなたは1年間でどのくらいのメールを送受信していますか。
私の場合、受信メールが約20,000件(迷惑メールも含みます)。
送信メールは約4,000件になります。
1日当たり10件のメールを書くとして、
1件当たり10分かけて書いていたら100分=1時間40分です。
30分かけたら300分=5時間!
1日中、メールを書いていることになってしまいますね。
これはもう悲劇です。
メールの悲劇は、時間がかかる以外に、もう一つあります。
それは、言いたいことが相手に伝わらないこと。
こんなに丁寧に書いているのに、なんでわかってくれないの?
気のない返事ばかりで、ちっとも話が進まない。
そんなつもりで言ったんじゃないのに……誤解だ!
そんなことはありませんか。
■メールの喜劇
伝えたいことが相手に伝わらないのはなぜでしょう。
メールの読み書きに時間がかかる原因は何だと思いますか。
例えば、メールで日程調整をするケースで考えてみます。
A:何日がよろしいですか?
B:10日がいいです。
A:その日はちょっと…13日はどうですか?
B:では13日でお願いします。時間は?
A:15時でいかがでしょうか?
B:その時間はちょっと…
これではキリがないですよね。
ベタな喜劇のようですが、実際は頻繁にあるケースです。
あなたも似たようなことをしているかもしれませんよ。
■伝える≠伝わる
例に挙げたケースは、ちょっと言葉が足りないのです。
では、言葉を尽くして長い文章を書けば伝わるのでしょうか。
いえいえ、「長く書くこと」と「伝わる」ことは別物です。
「伝える」ことと「伝わる」こともまた、イコールではありません。
伝わるメールにはルールがあります。
文章がうまいことや、才能は必要ありません。
メールは小説ではないので、名文を書く必要はないのです。
私がお伝えしたいメールのルールは、誰にでも実践できるものです。
そのルールに沿って書けば、短時間で伝わるメールが書けるようになります。
本書では、そのルールを具体的にお伝えしています。
メールにかける時間が減る。でも、確実に情報が伝わる。
それができれば、日々の仕事がぐんと楽になりますよね。
■メールのルールを身につけるメリット
メールのルールをマスターすれば、メールがもとでトラブルに発展することも、
空気が読めない「残念な人」になることも防げます。
さらに!メールで相手に好感を持ってもらうことができれば、
クライアントや取引先との関係はもちろんのこと、
上司や先輩、部下や後輩に信頼され、円滑なコミュニケーションができます。
メールを書くのに時間がかかって、効率が悪いと感じている人
お会いすれば好感度が高い人なのに、メールの書き方で損をしている人
メールのもうワンランク上の活用を考えている人
そんな方に読んでいただきたい内容です。
■「言葉」オタク
実は私は、数年前まで公務員でした。
長引く不況の折に、役所を辞めて独立したのです。
「言葉」に異常に興味があり、たった一文字でも、
そのニュアンスが気になって仕方がないという「言葉」オタク。
かつては大学受験予備校、国語単科の学習塾で講師のアルバイトをし、
大学の文学部を卒業しただけではなく、いまだに大学院で言葉の研究中です。
ビジネスメールもウェブ制作もSEO(検索エンジン最適化)も、
すべて言葉への興味から取り組んでいます。
そういう意味では、「注目の人」、ちょっと変わった人かもしれませんね。
役所を辞めて独立した今も、人の役に立ちたい!という想いは変わりません。
頑張っている若手ビジネスパーソンに、
あるいは、部下や後輩思いのデキるビジネスパーソンに、
ぜひ、役立てていただきたい1冊です。
広報コンサルタント/ビジネスメール・インストラクター
小田 順子
■「言いたいことが確実に伝わる メールの書き方」サイト■
本書に関するお得情報、メールに関するお役立ち情報を掲載しています。
ぜひ、ご覧ください!
メールの3S : Surely(確実に)!Speedy!(効率的に)!Sympathy(思いやりを伝える)!
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